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3/4 エリーは旅立ちました。

前日の晩ご飯まで美味しそうに食べ、散歩も行っていたのですが・・・
ギリギリまで家族と一緒にいたいという気持ちが、そうさせたんだなぁと思えました。

最期は、力を振り絞ってかぁちゃんの膝に頭を乗せて、尻尾を振ったと思ったら息が止まったのです。
エリーは『幸せだったよ。ありがとう。』と伝えたんだなと感じました。

看取るのはとても辛い事です。
エリーは苦しみながらも家族がいる事を確認しては安心していました。

人はいろんな人間関係をつくれますが、エリーにとっては飼い主が全て。
エリーを里親として飼うにあたって目標にしていたのが、エリーを看取る事でした。

看取る事でしか得られない大切な事を感じる事が出来てほんとに良かったです。

先日、エリーをレスキューしてくれた方達に初めてお会いする事が出来ました。
エリーがどこでどんな状況でいたのかを知ることが出来ました。

7年間外でつながれっぱなしで糞尿まみれ。
そのため皮膚炎もひどく、フィラリアは陽性、筋肉は貧相、表情は無表情でした。
水とご飯は近所の方達が与えてくれていたようです。

レスキューの方達は当時の事をよく覚えていただいていて、
我が家に来てからのエリーの姿に涙してくれました。

近所の方達、レスキューの方達、一時保護してくれた方がいた事で、
エリーは我家の家族になる事が出来ました。
エリーは幸せでしたとご報告出来てほんとに良かったです。

エリーは辛い過去がありながらも、徐々に心を開いて家族の一員になり
優しくて穏やかで、いろんな人に幸せを与えられる存在になりました。

犬と人との素晴らしい関係を築けたと思います。

エリー、今頃どうしているかな?
エリーはいつまでも心の中にいるからね。