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この子は6月末の夜、エリーの散歩中に1m位深さのある側溝に落ちているところを助けた子です。
長い事何も食べていないようで最初は手のひらに乗せれる大きさでした。
皮膚も荒れてダニもたくさん。
翌日には動物病院に連れていき、ワクチンや薬を施し体も洗ってもらいました。
生後2か月位との事でした。

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何も考えずに救出したのですが、驚いたのはこの子は野犬だという事。
そのため人には慣れていなく警戒心が強いためいつも隅っこで固まっていました。

最初の一日は水も食べ物も受け付けません・・・

それでも徐々にではありますが翌日から水を飲んだり餌を食べたりしてくれました。
するとたった2週間で倍くらいの大きさになったんです。
それでもまだ小さいそうで、きっとどんどん大きくなっていくことでしょう。

家にはエリーというゴールデンがいます。
僕たちは一昨年エリーの里親になったので、この子を飼う訳にはいきません。
エリーはずーっと鎖につながれっぱなしで保護された犬です。
エリーに寂しい思いをさせる訳にはいかないので・・・

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この子には小春という名前を付けてあげました。
女の子です。

いくら警戒されていても、やはり仔犬は可愛いので愛情がわいてしまいます。
小春は野犬なので、このまま育ててしまうと里親さんに懐かなくなってしまうとの事で急いで里親を探すことにしました。

かと言ってやはり素人。
エリーの事でお世話になった方に相談し、協力していただきました。
早速何人か問い合わせがあり、すぐに良い方が見つかり小春を育ててもらう事になったんです。

嬉しさ半分、寂しさ半分。
2週間足らずでしたが、小春の成長や可愛さ、難しさ、賢さなどを感じる事が出来ました。
早く里親さんに慣れて、ビクビクする事無く生活していけるのを願っています。

小春、元気でね。

里親さんも小春と呼んでくれているそうです。
嬉しい。。